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バラクラ・イングリッシュ・ガーデン

日帰りで長野のバラクラ・イングリッシュ・ガーデンに行きました。
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新宿発「8 時ちょうど」は今は『2 号』ではなく『スーパーあずさ5 号』なのでした。(← わかる人、少ないだろうなぁー。へへへ。。)



東京を出た時は雲に覆われていた空でしたが ―
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長野に入る頃には青空に。

約2 時間で最寄りの茅野駅に到着。
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駅を出たすぐ脇には国宝土偶『縄文のヴィーナス』(左)と『仮面の女神』(右)のレプリカが。

ももさんのお茶会常連のT さんにお出迎えいただき、ガーデンへ便乗させていただきます。茅野駅からは20 ~30 分のドライブ♫
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5 日から10 日まで収穫祭のイベントが開催されていました。

期間中、1 日3回Royal Marines Association Concert Band の演奏会もあります。
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イギリス感満載のディスプレイですねー。

そして収穫祭らしいディスプレイも。
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...がしかし。
カビッカビのレモンがそのまま置いてあったりして、ちょっと引くわー。。入園料取ってんだからさー、そのへんのメンテナンスはちゃんとしてよ★

まずはぶらぶらとお庭を散策。
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バラクラはイングリッシュ・ガーデンであってローズ・ガーデンではないので、バラは少なく。。

今の時季はダリアがたくさん咲いていました。
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フューシャも少しありました。
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不思議の国のアリスをフィーチャーしたお庭も。
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チェシャ―・キャットもいました。
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秋咲きのバラもちらりほらり。
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プチ・トマトに見えちゃうけどローズ・ヒップ。
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11 時になったのでロイヤル・マリンズ・バンドの第1 回目の演奏会が始まります。
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ロイヤル・マリンズ・バンドのエンブレム。
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ロイヤル・マリンズ・バンドは女王陛下主催の国家行事に演奏をしている350 年以上の歴史を持つ海兵軍楽隊で、ロイヤル・ネイビーの退役軍人さんたちからなるバンドだそうです。
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そのバンドのうちの5 演奏者が来日して、毎年このイベントで演奏されているのだそう。

曲目はマーチからクラシック、ジャズや映画音楽。。と多岐に渡り、1 曲は必ず日本の曲を入れてくれて、しかも今回はQueen はQueen でもロックバンドのクィーンの曲も演奏してくださいました。感激~♫
最前列のド真ん中でいっぱい盛り上げたので、アンコールで2 曲も演奏してくださいました✨ 楽しかったー!!


そ・し・て これを目当てに来たと言っても過言ではない!!
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東麻布のMornington Crescent Tokyo のステイシーさん監修のデザート・プレートです。

シード・ケーキ
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アガサ・クリスティーの『バートラム・ホテルにて』でミス・マープルのお友達セリナ夫人が言及した「本物のシードケーキ」です。

ルバーブ・フール
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ホイップした生クリームとルバーブのピュレを交互に重ねたデザート。本来のフールは全部混ぜ合わせるんだけどね。
トップに載ってるのはクランブル。

ブラムリー・アップル・シャルロット
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食パンを敷きこんだ型にリンゴのコンポートを詰めて焼き上げたプディング。カスタードをかけていただきます。

どれも美味しかったけど、シャルロットがとても印象的。本当はオーブンから出たばかりの焼きたてアツアツをいただきたかったけど、粗熱が取れた状態でもとても美味しくいただきました。(このレッスン、受ければ良かったー☆ )

そして午後にはそのデザート・プレートを監修したステイシーさんのトーク・ショウがあります。
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デザート・プレートに登場したそれぞれのお菓子についてと、それに使った、長野で採れる食材についての講演です。

一番最初はステイシーさんが日本に興味を持った小さな「種」のお話しから。
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テレビで日本人が桜の下でお花見を楽しんでいるのをみて、5 歳だったステイシーさんはそのピンクの花をご自身のお家の庭に咲くリンゴの花と勘違いをして、「リンゴの花の下で大勢の人がピクニックを楽しむなんて、日本てとても素敵☆ 」と思われたのだとか。それが日本に興味を深める第一歩だったそうです。

そしてデザート・プレートのお菓子の説明
● シード・ケイク
最近、シード・ケイクというとポピー・シードが入ったケイクが主流になっているけれど、元々は、このケイクが生まれた時代に流行していたキャラウェイ・シードとシトラス・ピールの入った、エキゾチックなものだったそう。

● ルバーブ(フルーツ)・フール
「フール」はホイップしたクリームとピュレ状にしたフルーツを混ぜるだけの簡単デザートなので、バカでもできるという意味で「fool 」になったとも言われるけれど、ステイシーさんの考えではフランス語でピュレ状にするという意味の「フール」から来たのではないか? とのこと。

● シャルロット
シャルロットというお菓子(プディング)はジョージ三世のお妃さまだったシャーロット妃の帽子の形に由来しているのだそう。

最後は時間がなくなっちゃって駆け足になっちゃいましたが、とても興味深いトーク・ショウでした。
ステイシーさん、お疲れさまでした~❣


最後にT さんのご案内で、ステイシーさんやモーニングトン・クレセントのスタッフさんと一緒に長野の赤いルバーブの生産者さんを訪問。
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私は赤いルバーブは全部、いわゆるForced Rhubarb と言われるもの思っていたのですが、お陽さまの下でもちゃんと赤くなる品種があったんですね。
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かぼちゃん農園ではグリーンのルバーブの生産も考慮されているのだそうです。
私は赤いルバーブよりもグリーンの力強い、野性的なフレイバーが好きなので、そうなったらお取り寄せ考えちゃうなぁ~❤

T さんに便乗させていただいたおかげで日帰りでもとても充実した、楽しいday trip となりました。
どうもありがとうございました。心から感謝。そしてまた遊びに伺わせてください!!


by k_satosann | 2016-10-10 20:57 | 旅 / おでかけ
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