ろみさんのジャム・レッスン

ビックリするほどご無沙汰更新となりました。
ずーっとPC に向かっていると調子が極悪になる昨今、しかも元々ケーキ食べるくらいのネタしかなかったブログゆえ、摂食障害の今はそのネタさえも作れず。。にも拘らず毎日こんな、未更新のへなちょこブログを覗いてくださる方たちがいらしてくださって。。
恐縮の極みでございます。

更新、頑張ります ．．．なんて言えない状態ですが、少ないながらもソチオリンピックの更新の影に隠れていたネタを小出しに、「亀の歩み」の更新がきれば、と思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　☆　~　☆　~　☆

2 月半ば。
予てより興味があった、いがらしろみさんのジャム・レッスンに参加しました!!
実は、昨年の今頃からずっと参加したいと思っていたのですが、なんせうっかりさんなので予約開始日をいつも見逃してしまい、なかなか予約が取れなかったのでした。。
このジャム・レッスンはデモのみ。なので体力とスタミナ激減の今の私でも大丈夫♫ と思ってたら、ろみさんの周りに集まって約2 時間＋ もの間立ちっぱと伺い、少々不安に。。
でも柱のとこ、死守して寄りかからせていただいちゃった☆

この日のメニューはこちら。
アシスタントさんがいらっしゃるとは言え、これだけを2 時間で作るなんて。。


まずは『文旦とはちみつのマーマレード』



文旦はひと房ずつ取り出す方法で
作ることになりました。














柔らかく煮て刻んだ文旦の皮、
取り出した文旦の実、お砂糖、
ハチミツを全部合わせ、お砂糖の
ジャリジャリが見えなくなるまで
混ぜます。









それを鍋に移して煮詰めていきます。

















煮始めはマットな感じですが（左）、煮詰まってジャムになると艶々と輝き出します（右）。清潔でしっかり乾燥させた瓶に詰めてできあがり♫


『国産レモンとキウイのジャム』
キウイは刻んで煮込む用と潰して煮込む用に分けます。



最初にレモンをしっかり、柔らかく
煮上げます。














潰したキウイと刻んだキウイを
混ぜたものを加えます。














灰汁を取りながら煮詰めて
いきます。

始めは鮮やかなグリーンも、
灰汁を取り終わると、どうしても
くすんでしまうのだそう。
銅鍋なら色が残りやすいのですが、
それでもくすむ、と仰って。。






『きんかんとりんごとルバーブのジャム』

















スライスして種を除いた金柑、角切りのリンゴ、ルバーブを一緒に混ぜ合わせて ―

















鍋に移して煮詰めていきます。
ルバーブが煮崩れてトロリとなり、艶々してきたら出来上がりのサイン♫


『いよかんとミントのマーマレード』では、ろみさんが煮上げたあと、参加者ひとりひとりが瓶詰めを体験。みなさんお上手に詰めてらっしゃるのに、私だけやり直し。えへへ。
瓶の9 分目（← のポイントをつかむのが私にはちょっと難しかったのだー。）まで入れたらしっかり蓋をして、2 分ほど逆さまにして。


うー、これ以上立ちっぱだと貧血になりそう。。と思った瞬間、試食タイムになりました♫ はぁぁ、セーフ☆
というワケで、作り立てジャム全種類（画像には最後に炊き上がった『いよかんとミントのマーマレード』が間に合ってませんでした。。）を、スコーンとヨーグルトでお味見 ―
．．．ですが。うぅぅ。摂食障害が恨めしい。。


しかしながら、せっかく根性と
食いしんぼ魂は未だ健在!!
全種類のジャムをお供に、なんとか
ヨーグルトは完食、スコーンも半分
いただきました♫

ヨーグルトと合わせて一番好き
だったのは『レモンとキウイの
ジャム』、スコーンと合わせて
一番好きだったのは『いよかんと
ミントのマーマレード』でした。

残り半分のスコーンはお持ち帰り♡



ろみさんがデモで作られたジャムは、1 瓶ずつお土産にお持ち帰り。わーい❣
今は食べられないけど、大丈夫。3 ヶ月くらいは余裕でもつはずだから、それまでに回復すりゃーいいんだよネ。



文旦とはちみつのマーマレード

文旦は優しい風味でハチミツが
かなり良いアクセントになって
います。











日向夏とりんごのジャム

これはねー、ちょっとメリハリが
あまり感じられないというか。。
甘みとか酸味の振れ幅が少なめの
感じです。










国産レモンとキウイのジャム

これ、ヨーグルトとの相性抜群☆
酸味も苦みも効いていて、私なら
このまま素ジャムでもイケる!!











きんかんとりんごとルバーブのジャム

思いのほかマイルドでビックリ。
きんかんも苦みがあまりない柑橘
だし、ルバーブの酸味も効いて
いるかと思ったのですが、意外にも
全体的に甘めの印象。

リンゴの品種によって印象が変わる
予感。






いよかんとミントのマーマレード

酸味も苦みも殆どなく、甘い柑橘の
ジャムなのですが、ミントがかなり
いい仕事しています。

何と言ってもスコーンには絶対これ!







正直、ものっすごく疲れたし、普段なら私ひとりで1 瓶ずつくらい一気にいただけちゃう勢いなのに、ホントにお味見くらいしかいただけなくて、充分に堪能しきれなかったのが残念でしたが、とっても、とーっても楽しいレッスンでした。
定員9 名のところ、おひとり様で参加されていらっしゃる方も半分くらいいらして、平日のせいかマダムも多くて、落ち着いた雰囲気でゆったり時間を過ごせました。

ろみさんも、だいぶ前にNHK のお料理番組で拝見した時と殆ど変らず、質問にも丁寧にお答えくださって、何よりも、ずーっと前から『失敗もないし、正解も不正解もない』という持論を貫いていらっしゃるところが共感できて、大好きなのです。
私も、特におうちケーキには失敗も不正解もないと思っているから。食べられさえすれば全部大正解!! 唯一失敗と言えるのは、炭になるほど焦がしちゃった。。とかして、食べることができない時だけサ♫

ホントは4 月・5 月のベリーのジャムのレッスンも受けたかったけど、体力的にちょっと自信がないのでまた来年。絶対リベンジします‼